万座毛

万座毛は沖縄本島中部、東シナ海に面する恩納村にある景勝地。

1726年に当時の琉球国王が恩納を訪れた際に、村人が臼太鼓（ウシデーク）でクンシイ毛を披露し、盛大に歓迎した。感動した王がその絶景を「万人を座らせるに足りる」と称賛したことから、万座毛と呼ばれるようになったと言われている。

美しく壮大な風景とは裏腹に自殺スポットとしても知られており、身を投げる者が後を絶たないのだという。

筆者も5年前に訪れたことがあるが、ただひたすらに青い海と空が広がる素晴らしい名所だと感じた。

（2015年・筆者撮影）