三原山

伊豆大島の中央に位置する三原山は大島最高峰の活火山であり観光名所としても知られている。

映画「リング」の作中でも噴火が予知されていたとして登場する。

そんな三原山だが、今から80年以上前は自殺の名所としてメッカだった事をご存知だろうか。

1933年。当時の東京都本郷区の学校に通う女学生2人の遺体が火口近くで見つかった。

遺書も残されており投身自殺とされた。

しかも彼女らの自殺に同学校の女学生が立ち会っていた事などからマスコミはセンセーショナルに報道した。

マスコミが大々的に取り上げた結果、1933年だけで944人もの人が三原山に投身自殺をしたという記録が残っている。

先日他界した俳優の故・三浦春馬の死もセンセーショナルな報道をしたマスコミのやり口は今も昔も変わらないままなのである。