【所在地】兵庫県姫路市安富町関
兵庫県の山間の集落に、住民が全員案山子(かかし)というエリアがある。
奥播磨かかしの里である。
案山子たちが作り出す日本の原風景と厳しい現実
無数の手作り案山子が集落のバス停や畑の脇、家の敷地などでのんびりとした風景を作り出しているかかしの里。もちろん集落には本物の住民(人間)もいる。
これももちろん案山子。
ただ、知らず知らずにこのエリアに入ったらさぞ奇妙な光景かもしれない。
実はこういった「かかしの里」は姫路以外にも栃木や徳島にもある。これは住民や有志の会社などによる “村おこし” の一環である。
山間の集落の過疎化が進む現代日本。
町おこし、ならぬ村おこしを行い、長閑な風景の影には観光地として訪れて欲しいという切実な願いが込められている。
長閑な案山子パラダイス!
この奥播磨かかしの里には案山子の村長もいる。
旧分校では参観日の光景が再現されていて、昔のノスタルジックな思い出が蘇る。
このような絵に描いたような長閑な田舎の生活は過疎化により失われつつある。
皆さんも、新型コロナが落ち着いたら案山子たちの生活を覗いてみるのも良いかもしれない。
ホームページに案山子たちの生活が掲載されているので興味がある方は是非。
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