【所在地】千葉県長生郡白子町
千葉県東部の太平洋沿岸を構成する九十九里浜。
この長い浜の一つに地図から消された、曰く付きの場所がある。
1年で5人が焼死した奇妙な共通点
1982年。
海水浴場としても人気であった浜宿海岸で焼死事件が相次いで発生した。
1月17日、千葉県警に捜索願が出されていた44歳の女性の焼死体が見つかった。警察は殺人事件として捜査する。
4月6日、今度は東金市に住む44歳のバス運転手の焼死体が見つかる。遺書が残されていたため自殺と判断された。
それから2週間後の4月21日、柏市のトラック運転手が妻に電話した後に焼身自殺を図り死亡。
これらの犠牲者はすべて44歳という奇妙な共通点があった。
一連の出来事は鳥居の祟りか?
この事件が相次いで発生した浜宿海岸には永年豊漁祈願や海難事故から守ってくれるように皆が祈っていた海神様の祠と鳥居があったという。
それを老朽化のため取り壊してからこのような事件が発生したというから、鳥居の祟りでは?と噂されたという。
また太平洋戦争中には海岸近くに防空壕があり、死亡した人たちも多かったのだという。
祠や鳥居、戦争で死んだ者たちの浮かばれない魂が不穏な事件を起こしたのだろうか?
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