幽霊アパート騒動

今から約20年前、岐阜県の人口6000人ほどの小さな町で大きな騒動が起きた。

2000年10月、岐阜県富加町の町営アパートでポルターガイスト等の怪現象が多発しているとメディアを賑わせた。

壁の中から「バンッバンッ」という音がしたり、食器棚の扉が突然開いて中のコップが飛び出すなどのポルターガイスト現象が各部屋で頻発しているといった騒動は霊能力者までも出動する騒ぎに発展した。

このアパートが落成した1998年から「壁の中から音がする」といった現象が起きていたという。

心霊番組を彩った霊能者たちがオールスター揃いとなりこのミステリーに立ち向かったが、結局原因は掴めなかった。

また、当時は祈祷師による詐欺事件などもあったため「幽霊 < 人間」という、人間の方が怖いという心理状態にあったのも加担したのかもしれない。

現在も富加町はこのアパートの入居者を募集中、との事である。