【所在地】茨城県稲敷郡美浦村大山
茨城県南部、霞ヶ浦の畔にある廃病院。
通称「霞ヶ浦分院」、または「鹿島海軍航空隊司令部庁舎」ともいわれる。
鹿島海軍航空隊司令部庁舎として
1938年に旧日本軍の司令部庁舎として造られた。
当時霞ヶ浦で航空隊の訓練などが行われていたというが、1945年5月5日に連勝航空隊の指定を解除、同年に太平洋戦争は終戦する。
東京医科歯科として
終戦から翌年1946年に「東京医科歯科大学霞ヶ浦分院」として再スタートを切る。
同敷地内に公害研究所も設けられた。
1997年に閉鎖。
日本の廃墟ブームで一躍有名になり、呪いのビデオシリーズで有名になった首のない男が叫び向かってくる『疾走!』の舞台として心霊スポットとしても認知されるようになった。
またスピッツのヒット曲『空も飛べるはず』のPVも撮影された(このPVに幽霊が映ったという事でも話題となった)。
『空も飛べるはず』は1994年にリリースされているので分院が現役の頃に撮影されたと思われる。
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