【所在地】福島県須賀川市小作田竹ノ花
米国映画で「悪魔の棲む家」という作品があるが、今回紹介する廃物件はそれの日本版かもしれない。
日本を震撼させた凶悪事件の舞台
1995年7月。福島県須賀川市で自称祈祷師が「除霊」といい7人の信者に暴行を加え6人が死亡。現場となった加害者の自宅から6人の腐乱死体が発見された「福島悪魔払い殺人事件」が起こった場所がこの廃屋である。
加害者は死刑判決を受け、2012年に宮城刑務所にて死刑が執行された。
大量の蛆、大量の腐乱死体と腐敗臭
事件が発覚し、此処を訪れた捜査員の証言では、大量の蛆虫が湧いており、6人の腐乱死体が隠されるように配置されていた。その為この家はかつてない腐乱臭の館と化していた。
また、近隣の住民の証言では信者にタバコを吸わせる事によって腐敗臭を紛らせていたという加害者。
事件が起きた須賀川市近郊では祈祷師を名乗る人は珍しくない存在であったという。
もう二度とこのような事件が起こらないようにと戒めているように佇んでいるとも思えるのだが…。
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