【所在地】和歌山県西牟婁郡白浜町三段
関西屈指のリゾート地・南紀白浜。
その一角にある柱状節理の崖で景勝地の1つ。
その一方で「自殺の名所」という側面も併せ持つ。
口紅の遺書伝説
1950年。許されぬ結婚と病苦から岩に「白浜の海は、今日も荒れてゐる」と口紅で書き遺し、生まれ変わって一緒になることを誓い合った若い男女が青い海に身を投じた。口紅で書き遺された文字は二人の思いが成就するようにと、友人が翌年の同じ日に岩に刻みこんだといわれている。
現在、日本の自殺の名所の中でも三段壁を “人生終焉の地” を選ぶ人が多いという。
地元の団体、白浜町やボランティアが夜間にパトロールを行なっているという。
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